介護保険と保険料

介護保険施設とは

 

 

 

介護保険施設とは、主に高齢者が入所する施設のことです。同じように見られがちですが、最近増えつつある「サービス付高齢者専用賃貸住宅」は国土交通省の管轄で、介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)、有料老人ホームなどは厚生省の管轄になります。

 

 

介護老人福祉施設は家でみるのが難しい、65歳以上の人が入所できる施設です。公的施設であり、一番数が多い施設です。地方自治体と社会福祉法人が経営しています。保険の適用で1割負担で利用することができます。

 

 

介護老人保健施設ですが、こちらはほとんどが医療施設の運営になっています。リハビリテーションの必要な、65歳以上の高齢者が入所できます。病院に入院後、この施設でリハビリをしてから、自宅に戻るという、役割をしています。

 

 

介護療養型医療施設は長期療養の必要な高齢者が入所できる施設です。急性期は過ぎたけれど、まだ療養が必要という場合にこの施設に入所し、医療行為を受けることができます。家でみてあげたくても、高齢者の体の具合が心配、また家で見きれないという場合に、これらの施設を活用するとよいでしょう。

 

 

本人のリハビリテーションにもなりますし、家庭でみるのは限界という場合もあるでしょう。保険により負担が軽くなりますし、利用することも視野に入れるとよいでしょう。